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特集
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2026.09.14
【京友禅|京都・上野工房】京友禅と加賀友禅が出会った場所 京都・上野工房が紡ぐ120年の美の系譜
京都で120年以上にわたり友禅染の伝統を守り続ける上野工房。創業は明治38年(1905年)、図案家としてスタートした工房は、時代の変化とともにデザインから染めまでを手がける一貫制作の工房へと発展してきました。現在工房を率いるのは、四代目・上野真(二代目 上野為二)さん。人間国宝であり、二代目の上野為二氏が築き上げた「京加賀友禅」の流れを受け継ぎながら、新たな表現にも挑戦し続けています。 華やかで雅な京友禅と、自然美を写実的に描く加賀友禅。その二つの魅力が響き合う上野工房のものづくりとは――。京都の工房を訪ね、その歴史とともに受け継がれる職人の想いに迫りました。
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2026.08.12
【着物|形染め】「大野國染工場」京都の名工が描く絶技で生み出す、唯一無二の着物
鮫肌などの緻密な模様が特徴の江戸小紋。なかでも、伊勢形と呼ばれる伝統的な形紙を使用して染められたものが伊勢形小紋です。その技を60年以上に渡って京都で伊勢形を使った形染めを行ってきたのが、「京都の名工」の一人に数えられる大野信幸さんです。 家業である染師を志し、東京へ修行に出て以来、たゆまぬ研鑽を続けてきた大野さん。衆議院議長賞や経済産業大臣賞の受賞、さらには瑞宝単光章の叙勲など、その実績はまさに日本を代表する職人といえるでしょう。 和装界においても、数多くのファンから畏敬の念を集めています。 今回は、京都の工房を取材し、大野さんのチャーミングな人柄とそのモノづくりの真髄に迫ります。
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2026.07.10
【帯|京都・小森織物】京都・西陣に息づく、百三十年のものづくり 帯に生きる、小森織物の静かな仕事
華やかな着物姿を引き立てる「帯」。その一本に、どれほどの技と時間、そして想いが込められているかを知る人は多くない。 京都・西陣に工房を構える小森織物株式会社は、帯専門の織元として百三十年以上の歴史を重ねてきた。目に見える美しさはもちろん、見えない部分にこそ本質があるという考えのもと、今も丁寧なものづくりを続けている。その静かなこだわりは、どのようにして受け継がれてきたのか。 今回は将来5代目を担う、営業の小森一彌氏に話を伺い、帯づくりに真摯に向き合う、その揺るがぬ思想に迫る。
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2026.07.07
【帯|京都・西陣織の名門】「髙島織物」帯づくり百年の軌跡、つなぐ伝統と挑戦
京都・西陣で100年以上にわたり、帯づくり一筋に歩み続けてきたのが老舗の「髙島織物」です。古典美の継承を礎としながら、時代の感性をしなやかに取り込み、“着る人を美しく彩る帯”を追求し続けてきました。数々の名品が生まれてきた背景には、変わらぬ信念と、時代とともに進化する柔軟な姿勢があります。
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2026.06.23
【着物・帯|山形-齋英織物】土地の色を織り込む 米沢の風土が育てた染織を次代に伝える
山形県米沢市。古くから織物産地として知られるこの地で、天然染料を用いた織物づくりを続けている工房が「齋英織物」です。藍や紅花といった伝統的な染料に加え、さくらんぼやラ・フランスなど、山形ならではの素材を使った染めも行います。自然の色を糸に宿し、織りによって布へと変えていく。土地の恵みを生かしながら、織りと染めを組み合わせた表現を探求する齋英織物。その静かな情熱とものづくりの背景に迫ります。
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2026.05.25
【紬の着物|山形・米沢織_佐志め織物】紋紙で織り上げる、軽やかさと精緻さ 唯一無二のコートとなつきぬ――佐志め織物のものづくり
山形・米沢の地で織りを続ける、佐志め織物。工房に足を踏み入れると、並ぶ織機の間を経糸が静かに走り、天井近くでは紋紙が柄を読み取っていく。コンピューター制御が主流となった今も、同社はあえて100%紋紙による織りにこだわり続けている。細糸を操る高度な技術、軽さ・着心地を追求する設計。そして、受け継いできた伝統を土台に、現代の気候や装いへと寄り添う「佐志め織物」の現在地に迫ります。
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2026.04.27
【金彩の着物|京都・光映工芸】艶やかに輝く金彩友禅の美 創業者の理念を受け継ぎ、進化を重ねる
京都で、金箔をふんだんに使用して、豪華絢爛でありながらも着る人に自然にフィットする「金彩友禅」を手掛ける光映工芸。一代で金彩友禅の世界を確立した創業者の和田光正氏の技術と理念を受け継ぎ、日本伝統の美しい輝きを守り続ける姿を紹介します。
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2026.04.24
【置賜紬|山形・小松織物】白鷹でしかつくれないものを作り続ける「北限の絣」の地で、板締小絣を受け継ぐ
山形・白鷹町は、「置賜紬」の産地として300年以上の歴史を刻んできました。白鷹の織物文化を受け継ぐのが、小松織物工房です。創業から6代にわたり、お召や絣(かすり)織物を作り続けています。
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2026.04.23
【小紋|京都・高田勝】伝統をほどき、未来を染める小紋の再発見
振袖や訪問着のように格式や着用するシーンに応じた着物と違い、小紋は装い方ひとつで日常にも、フォーマルにも寄り添う懐の深い着物です。近年では、伝統的な技法を守りながらも、現代の感性と生活に寄り添う小紋が注目を集めています。着物でありながら、ファッショナブルでもあり、“自分らしい一枚”を楽しめる存在へと進化し続けているのです。
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2026.02.26
【着物の帯|京都・吉村織物】150年、西陣に響く“はたおと” 伝統的な技法と色で帯地を織り成す
京都・西陣で、150年にわたり帯を織り続けてきた吉村織物。室町時代からの伝統技法「濡緯」(ぬれぬき)や百綴れを駆使し、唯一無二の帯を生み出す。高い技術力で見るものを魅了するモノづくりに挑戦し続ける吉村織物の工房を紹介します。
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2026.01.08
【紬の着物|山形・米沢織-野々花染工房】(後編)草木染100%に挑戦し続ける米沢織の美学 伝統工芸を守り、伝えることが使命
こだわりをもって染められた糸が、織物へと姿を変えていく。 機の音が工房に鳴り響いている。織り場を案内してもらうと、目に付いたのが木製の大きな高機織機だ。
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2026.01.08
【紬の着物|山形・米沢織-野々花染工房】(前編)草木染100%に挑戦し続ける米沢織の美学 伝統工芸を守り、伝えることが使命
色に魅せられた――山形県米沢市で、天然染料100%の草木染織にこだわってモノづくりを続ける野々花染工房有限会社の6代目社長・諏訪豪一さんは静かに語る。 藍、茜、桜、紅花など常時10種類以上の染料を操り、染織を行う米沢織の第一人者だ。自然の恵みから生まれる色を巧みに重ね、織り上げられる着物は、一点一点が異なる個性を宿す。繊細で、どこか凛とした美しさを放つのだ。伝統を守りながら、新しい挑戦を恐れない。その姿勢が、野々花染工房のモノづくりを支えている。 豪一さんに、その哲学と未来への思いを聞いた。